
さっぽろ創世スクエアへの移転を機に、さらなる成長を目指す北海道支店。その中核メンバーが遠山さんです。お客様への財務・経営支援をはじめ、新規開拓や社内プロジェクトなど、幅広い仕事に携わっています。
農協や設備工事の現場を経験した遠山さんが、なぜ財務コンサルティングの仕事を選んだのか。未経験から成長してきた過程や、お客様との信頼関係を築いた経験、北海道支店のこれからについて聞きました。
異業種を渡り歩いて見つけた、数字で経営を支える仕事
――まずは、これまでの経歴を教えてください。
新卒で北海道の農協に就職し、農家の方への融資や経営相談などを担当していました。その後、以前から興味があった現場仕事へ転職し、太陽光パネルやエコキュートの設置などを経験しました。その経験を経て、改めて企業や経営者を支援する仕事に携わりたいと考え、BAMCに入社しました。一見すると、つながりのない仕事を経験してきました。現在の仕事に興味を持つきっかけになったのは、農協時代の経験です。農家の方から経営について相談を受ける中で、数字を通じて経営を支える仕事にやりがいを感じていました。
――BAMCへの入社を決めた理由を教えてください。
経営者の方と直接向き合い、会社の現状やこれからについて一緒に考えられる仕事がしたいと思ったからです。面接では「まずは現場に出て、経営者の方と直接話せるようになりたい」と率直に伝えました。そうしたら、その姿勢を面白がって受け入れてくれました。ここで挑戦しようと決めました。
分からないことを、そのままにしない
――財務の実務は未経験からのスタートだったそうですね。
入社時は簿記3級を持っていました。ただ、勉強として学ぶ簿記と実務は別物でした。実際の会社の取引を理解し、数字に反映していく。そこには大きな違いがありました。会社が一年を通じてどのように動いているのか、数字の変化にはどのような背景があるのか。最初は、分からないことがたくさんありました。お客様との会話でも、業界のことや会社経営のことなど、知らない言葉が次々と出てきます。
そこで、入社後に日商簿記2級を取得しました。日々の実務と並行しながら、会社の数字や経営について学んでいきました。勉強した内容が、実際の仕事の中でつながる瞬間があります。「この前学んだことは、この場面で使うのか」と分かる。その回数が増えるにつれて、仕事がどんどん面白くなっていきました。
――知識を身につけるために、どのようなことをしてきましたか。
お客様との会話や日々の業務の中で、分からなかったことをそのままにしないようにしてきました。その場で判断できないことがあれば、一度持ち帰って調べます。本を読んだり、支店長や周囲のメンバーに確認したりする。次に同じ話が出たときには理解できるようにする。その繰り返しです。北海道支店には医療関係のお客様も多くいます。入社当初は「医療分野の財務支援を学ぶには、どの本を読めばよいですか」と支店長に相談したこともありました。
教えてもらった本を読み、実際の打ち合わせや業務を経験する。その後に支店長からフィードバックを受ける。その積み重ねによって、少しずつ理解を深めていきました。何を勉強すればよいのかも分からない段階でした。そこから基礎を一つずつ教えてもらえたことは、とても大きかったと思います。
毎月の積み重ねが、経営の相談に変わった
――これまでの仕事で、特に印象に残っていることを教えてください。

入社して半年ほど経った頃、一人でお客様を訪問する仕事を任されたことです。それまで担当していた方とお客様との間には、すでに信頼関係がありました。そのため、担当を引き継いだ私が、改めて自分自身への信頼を築いていく必要がありました。
毎月の業務を丁寧に進める。必要な資料をきちんとお届けする。継続してコミュニケーションを取る。その3つを大切にしました。積み重ねていくうちに、少しずつ変化がありました。会社のことや経営者ご自身の考えについて、深い話をしていただけるようになったのです。その後、お客様が大きな経営上の転機を迎えたことがあります。そのときは、会社の今後の方向性についても早い段階から相談していただけました。日々の小さな仕事の積み重ねが、信頼につながる。そして、経営に関する大切な話をしていただけるようになる。この経験は、今でも強く印象に残っています。
――現在は、どのような業務を担当していますか。
複数のお客様への財務・経営支援を担当しています。会社の数字の動きを整理し、経営者の方と現状を共有する。その上で、今後の経営について一緒に考える。それが主な仕事です。そのほかにも、さまざまな業務に携わっています。新規開拓、北海道支店でのテレワーク推進、SNSの運用、社内プロジェクトなどです。社長と一緒に進めるプロジェクトもあり、日々新しい経験を重ねています。一つの業務だけを担当するわけではありません。自分の関心や行動次第で、仕事の幅を広げられる。そこがBAMCで働く面白さの一つです。
――お客様と向き合う上で、大切にしていることは何ですか。
迅速な一次対応です。すぐに回答できないご質問をいただくこともあります。そのときも、何もお返ししないままにはしません。「確認した上で、改めてご連絡します」と、まずは速やかにお伝えするようにしています。
お客様にとっては、回答を待っている間も「きちんと確認してくれているのだろうか」という不安があります。すぐに動いていることをお伝えするだけでも、安心感は大きく変わると思います。一方で、分からないことに対して、無理にその場で答えることはしません。専門的な確認が必要な場合には、社内の専門家と連携し、内容を十分に確認してからお伝えします。迅速に反応することと、正確に確認すること。その両方を大切にしながら、日々の信頼関係を築いています。
穏やかで、けれど本気。北海道支店のチーム
――北海道支店の支店長は、遠山さんから見てどのような方ですか。
とても優しく、面倒見の良い方です。入社当初は、実務の進め方だけではありませんでした。どのような知識を身につければよいのか、何を読めばよいのか。そこまで丁寧に教えてもらいました。
普段は穏やかですが、仕事や北海道支店の成長に対して強い情熱を持っています。メンバーの考えを聞きながら、必要なときにはしっかりと方向を示してくれる、頼りになる支店長です。支店長のもとで実務を経験し、仕事の振り返りやフィードバックを受けてきました。それが、現在の自分の基礎になっています。
――後輩やチームメンバーと接するときに、意識していることはありますか。
まずは、相手の話をきちんと聞くことです。自分の意見を伝えることも必要です。ただ、最初から自分の考えを押し付けるのではなく、相手がどのように考えているのかを理解することを大切にしています。その上で、自分が経験してきたことや、考えられる選択肢を伝えるようにしています。
これは社内のメンバーだけでなく、お客様と接するときにも共通しています。相手の話を聞き、何に困っているのか、何を求めているのかを理解する。そこから考えることが、より良い仕事につながると思っています。
――北海道支店は、どのような雰囲気ですか。
柔らかく、穏やかな雰囲気です。出社するメンバーと在宅で働くメンバーが連携しながら仕事を進めています。話しやすいメンバーが多く、仕事の相談はもちろん、日常的な会話もしやすい環境です。一方で、全員が仕事に対する責任感や、自分なりの目標を持っています。普段は穏やかでも、お客様への支援や支店の方向性について話すときは、それぞれが真剣に意見を出します。立場に関係なく、より良い仕事をするために率直に意見を交わせることも、北海道支店の良さだと思います。比較的若いメンバーが多く、互いに相談しながら、一緒に成長していけるチームです。
――BAMCで働く中で、刺激を受けることはありますか。
さまざまな分野の専門家と一緒に仕事ができることです。社内には、異なる専門性を持つメンバーがいます。上場支援に詳しい方。会社の数字を読み解きながら、経営者の意思決定を支えてきた方。そうした方々の仕事を、近くで見ることができます。お客様の話をどのように聞き、数字のどこに注目し、経営者に何を伝えているのか。知識だけではありません。経営者との向き合い方や、課題の捉え方まで学べることは、自分にとって大きな刺激になっています。
「北海道支社」へ。変化を面白がれる方と
――プライベートは、どのように過ごしていますか。
休日は、家族と過ごす時間を大切にしています。子どもと一緒に遊ぶ時間が、一番の気分転換になっています。仕事に集中する時間と、家族と過ごす時間のメリハリを意識しながら働いています。
――これから挑戦していきたいことを教えてください。
今後は、経営者の方と未来の戦略について、さらに深く話し合えるようになりたいです。「この会社をこれからどのように成長させていくか」という話です。過去の数字や現在の状況を整理するだけでは足りません。その数字をもとに会社の課題を見つけ、経営者の方と今後の方向性を一緒に考える。そうした財務コンサルティングを、より高い水準で提供できるようになりたいと考えています。
組織としては、現在の北海道支店を「北海道支社」へ成長させていきたいです。一つの会社として成立するほどの規模と機能を持つ組織です。自分一人だけが成長しても、支援できるお客様の数には限りがあります。メンバー全員がそれぞれの強みを伸ばし、チームとして成長する。そうして、北海道の企業をより幅広く支えられる組織をつくっていきたいと思っています。
――どのような方と一緒に働きたいですか。
変化を面白いと感じ、学び続けられる方です。北海道や札幌では、企業や地域を取り巻く環境が大きく動いています。「この動きをどのように仕事につなげられるだろう」「お客様の支援に生かせることはないだろうか」。そう考えられる方には、面白い環境だと思います。
BAMCでは、入社時点での経験や知識だけを重視しているわけではありません。分からないことを自分で調べ、周囲に相談しながら、新しい知識を吸収していく姿勢を大切にしています。仕事に対して前向きで、学ぶことや新しい挑戦を楽しめる方。そうした方と一緒に、北海道支店を成長させていきたいです。
――最後に、これから応募される方へメッセージをお願いします。
私はBAMCに入社して、仕事に対する向き合い方が大きく変わりました。以前は、仕事は与えられたことをこなすものだと考えていました。現在は違います。普段の生活やニュースを見ていても、「これはお客様の仕事に関係するのではないか」と考えます。「今後の提案に生かせるのではないか」と自然に思うようになりました。
BAMCには、財務・経営支援を軸にしながら挑戦できる環境があります。新規開拓や業務改善、情報発信、さまざまなプロジェクトです。未経験から入社した場合、最初は分からないことも多いと思います。ただ、分からないことを調べ、周囲から学び、実際の仕事を経験することで、少しずつできることが増えていきます。自分が学んできたことや行動してきたことが、お客様からの信頼につながる。「相談してよかった」と感じていただけたときには、大きなやりがいを感じます。
経営者と直接向き合い、北海道の企業を支えたい。そして、自分自身も成長していきたい。そうした方にとって、BAMCはさまざまな経験ができる環境だと思います。